庵野監督の作品から、ふと。
「シン・仮面ライダー」の感想がTogetterでまとまっていたのを読み、そこまで深い沼はどのようなものなのだろうかと怖い物見たさを感じている。
そして、20日の昼過ぎ「葛城ミサト」という単語がトレンドワードに上がってたのでふと思った事を3postで書いてみた。それを転記。
特撮全体にあまり関心が無い。とはいえ子供時代は夕方のTV番組は特撮モノは多かったので未見ではない。// 「ヒーローは人間でもある。人間だがヒーローだ」ヒーローの暗黒面を突く、対となるキャラが登場するのではなく、ひとりのヒーローで生々しい喜怒哀楽を描くのはお茶の間向けでは難しい?
— 朝霞 薫 (@Kaoru_Asaka) March 19, 2023
現代は、子供達が未来や大人に対して希望や憧れを持てない時代かもとぼんやり思う。自分には子供がいないので今の子供達~20代が求める物語は何かよく見えない。// 子供達も多様化しているだろうから、ティーン対象コンテンツも「一粒で視聴率沢山」は諦める時代かもしれないとも思う。
— 朝霞 薫 (@Kaoru_Asaka) March 19, 2023
何故ミサトさんがトレンドワードに入ったかと飛んでみると、情報サイトでチャレンジングな記事がアップされたらしい。シンジ君へ送られたミサトさんからの書類に添えられた彼女の写真。そこに記された「ココに注目」にちなんだチャレンジらしい。記事の紹介を見たけれど……うん、ごめんなさい、見ないですっ。
葛城ミサト。ミサトさん。シンジ君の姉のようで姉でなく、恋人のようで恋人でなく、母のようで母でない。中途半端にそれらだった。// だが自分は悪い意味でそう言っていない。そういう縁や関係になれなかったが、それでも多感な少年を大切に思い、自分なりに何とか守りたかったと思ってる。
— 朝霞 薫 (@Kaoru_Asaka) March 20, 2023
シンジ君が大人になるには、ミサトさんから離れなくてはならなかったのだろう。単なる別離ではなく二度と接点をつくれない死別という形で。// 少年の母となったミサトさんもシンジ君への固執から離れるために死ななければならなかったのかも。悲しいが、物語だから。物語なので。
— 朝霞 薫 (@Kaoru_Asaka) March 20, 2023
自分には見守りたい少年少女はいない。ミサトさんがちょっと羨ましいが、自分は甘くずるいので生き延びたいのだ。運命という服を着て、服に付いた紐で首を絞められるのは、嫌なんだ。(3post終)
— 朝霞 薫 (@Kaoru_Asaka) March 20, 2023
バーカバカバカと怒っても何故か加待さんと懇ろになるミサトさん。わかる、わかるよその気持ち。どうしようもない奴でもやっぱりね。端から見れば馬鹿なんだけど、うるさいわね! そういうモンなのよ。分かってくれって言わない。だって人を好きになる気持ちはその人だけのもの。人の数だけあるし、宇宙開闢以来たったひとつ宇宙消滅後も二度と現れることがない気持ち。
あなたと酒が飲みたかった。ありがと。さよなら、おつかれ、ミサトさん。またどこかで、ね。