2013-06-26:コミュ力の欠如が夫婦、家族関係にも……
夫婦の3割以上が「離婚を考える」具体的要因10個 | WooRis(ウーリス) :
http://wooris.jp/archives/22548
自分は離婚歴があるおばさんですが、男性だって色々胸中に抱えていると思います。男性の意見を主体とした記事も同時に掲載すべきです。そして、コミュ力が夫婦の間にも非常に重要だということを思うのです。
■1:暴力(言葉の暴力)をやめて欲しい
妻や恋人側の暴言に困っている男性も多いと思います。男性だからって、メンタルが強い訳じゃあありません。また、自分がネットで見たケースで、 言葉だけで無く、フライパンなどの道具や拳で夫に暴力を振るう妻も居たとのこと。また、昼食代やお小遣いなどを絞りに絞られる男性も、ある意味経済DVな のではと思います。
女性へのDVは社会的認知度がある程度あると思いますが、男性へのDVはまだまだだと感じています。悩んでい る男性がDV相談機関に相談電話し たところ「男性からの相談は受け付けていません」と断られたという話をネットで読んだことがあり、非常に憤りを感じた事があります。
男女共同参画と言いますが、こういう面でも男女平等に機会が与えられるべきでは無いでしょうか。
大阪の地下鉄連絡通路で、男性相談員による男性向けの生活相談(DVとか等)が開催されるというポスターを見かけました。「やっとここまで来た か……」と感じました。こういう感じで、男性が夫婦や家庭問題について相談できる場がもっと必要だし、広報活動も大切だと思います。
★クレオ大阪 北部館 男性の悩みのための相談 :
http://
■2:自分勝手、わがままな行動をやめてほしい
女性だって、ママ友とランチしてたり旅行したりとか結構エンジョイしてたりすると思いますよ。ブランドもののグッズや高級化粧品、通販……お互い様じゃないでしょうか。
また、残業したり、長時間通勤で疲れて休みたいのに、ゆっくり休ませてくれない、ママ友とか自分の知らない人の話、ファッションとかわかんないTVドラマの話など自分が興味の無い話を延々聞かされるのも疲れると思います。
■3:育児や子どもと接する時間を増やして欲しい
読売新聞の発言小町を見ると、子供をしっかりしつけていない母親に困っているという相談が結構あります。そういう母親が「父親にしっかりしてくれ」と言うのはおかしいと思いますね。まず自分がしっかりしろよと言いたくなります。
確かに、父親もしっかりすることが大事です。けど、忙しい父親に過度の期待をしないでとも思います。
疲れていない日に、子供達と「今日、学校どうだったかな?」「友達とどんな遊びをしてる?」とかお話をしたり、自分の趣味を子供と一緒にやってみたり、一緒にテレビをみながら話をしたりするだけでもいいのではないでしょうか。
自分の父も忙しい人でしたが、そういう感じで色々話をする事ができました。お話をするだけでも、子供としては色々学ぶ事があり、思い出にもなると思っています。
■4:働いてほしい
自分は持病を持っています。前夫もそうでした。そのため、生活費という点でかなり厳しいものがありました。働きたくても働けない、また、契約社員だったり、病気のこともあって給与が低いというのもあります。自分の離婚の原因は、生活苦と病苦でした。
働きたくても、働けない、そういう事情だってあるんです。
■5:ぐちや不満を言うのをやめてほしい
「うまく周囲の人とお話が出来ない」……これらの問題は、コミュニケーションや会話のキャッチボール、気遣い気配り、そういう部分を学校や社会が軽視してきた「ツケ」です。
「[mixi] 好奇心と連想力の向上を。世界は広いんだから。 :http://
誰しも、不安や悲しみ、辛かった事、不満、有ります。
無料の電話相談や相談機関で相談することも出来ますが、相談するだけでなく、実行を伴わなければと感じます。
家族に上手にそれらについて「話し合う」ことができるよう、相談機関のアドバイスをうけつつ家族互いに向き合って「互いに体験しながら」覚えていくことだと感じています。
大人も、子供と会話することで「発見」や、子供の時は分かっていたのに忘れてしまったことを再発見することがあるんです。それを忘れないでと思います。
■6:子どものしつけや、子どもの相談にのってほしい
これも、「落ち着いて家族で相談をする事が出来る」という土壌があってこそ成立するものではないでしょうか。
また、相談機関を利用する事は決して恥ずかしい事、後ろめたい事ではありません。勿論、相談機関によってはつっけんどんな対応をするところもあります。ですが、親身になって話を聞いてくれるところもあります。
第三者に話を聞いてもらうことで気づくことも沢山あります。
夫婦で話し合うのも大切ですが、相談機関で相談することも選択肢として重要であるということの社会的認知度を上げて欲しいと思います。
■7:浪費をやめてほしい
男女とも同じように考えている人は多いんじゃ無いでしょうか。
どうして、結婚する前に相手の趣味、指向、嗜好、思考をよく観察しないのだろうと考えます。無論、生活するにはお金が必要ですから、収入にポイントが向いたり、その人が好きかどうかというのは大事です。
しかし、人生の中で趣味というのは重要なものです。相手の趣味がどんなものなのか。どれ位お金がかかったり、イベントやオフ会があったりするのか、きちんと把握してから結婚して欲しいと思います。
「結婚したら、旦那がフィギュア集めてたりアニオタでドン引き」……あのねー? どうして結婚前にそれ知らなかったの? 付き合ってる間、何やってたのとか聞きたくなります。付き合っている人が何が好きかを知ることも、恋愛の上で大事な事じゃないでしょうか。
2chで有名なコピペ「夫の鉄道模型ジオラマを捨ててしまったら、夫が自分のモノをどんどん処分していってしまった」という、あんな悲惨な話は起きて欲しくありません。
そして、夫婦で同じ趣味を持つことは非常に重要な事だとも思います。共通の会話、絆、様々な意味で大切だと思います。
また、例え違う趣味でも、互いの趣味を尊重し、必要経費や出かけたりすることについて話し合うことも重要でしょう。生活費と趣味経費のバランスが合っているかなどについては特に重要です。
■8:もっとねぎらいや、いたわりの言葉が欲しい
これもお互い様。
生きていれば辛い事の方が多いのです。お互いにお互いをいたわり、ハグしたり、寄り添ったり、会話をしたり。二人とも落ち込んでいるときは、美 味しいものを食べたり、気分転換しにどこかへ出かけたり、それぞれのプライベートスペースでゆっくり休んだり、色々方法があると思いますよ。
人という字は、二つの人間が支え合って出来た字だという話があります。
気持ちの上でも手を取り合い、互いのペースを見ることが大事だと思うのです。一人で突っ走ったり、置いてけぼりにされても黙っているだけじゃダメだと思うのです。
相手が疲れている時はちゃんと一緒に休んだり、いたわったりする。楽しい事があったと聞いたら「おお、よかったじゃん!」って一緒に喜ぶ。 「ぁぅわー、この映画、めっちゃ泣いた~~」と聞いたら、DVD借りるなりしてちょっと見てみる……そういう事の積み重ねが大事だと思います。
喜び、悲しみ……それらを共有し、何か解決しなけばならないときは話し合ったり、協力することが大事だと思います。
■9:家事をもっとしてほしい
2chの「メシマズ女房」……あのスレのまとめを読むと、多少掃除とかお片付けが苦手でも、料理が上手であれば生きていける! という男性が多いと感じます。
それに、男性だから○○を、女性だから○○を、というのではなく、家事の中で、互いの得意な分野をこなしていくことが大事だと思います。
★「嫁のメシがまずい」まとめ(旧) :
http://
また、共働きでお互いに忙しく家事が出来ずに家の中が大変という時は、金銭的余裕があるなら1日単位のホームヘルパーさんを雇うなり、どうすれ ば効率良く出来るか(収納や使うものの置き場の工夫って結構時短になります)、総菜などを利用しつつ栄養バランスが取れている食事が取れるかなど、話し合 うことが大切だと思います。
■10:自分ひとりの時間をもっと持たせてほしい
これも男性が思っていることの一つだと思います。趣味をしている男性なら特にそうでしょう。子供部屋だけでなく「父親部屋」も大事だと思います。
ベストなのは、家族がそれぞれパーソナルスペースを持ちつつも、リビングでコミュニケーションを十分に取れる、その切り替えが上手に出来ることでは無いでしょうか。
日本の住宅事情だと難しいと思いますが、パーテーションで区切るなりとかして上手にプライベートスペースを作ったりできればと思います。
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この一つ前にかいたmixiニュースからの日記も「コミュ力」とか「好奇心・連想力・交渉力」が低下しているっていうのを取り上げました。
外出障害等で社交性が低い自分が書くのは変な話じゃねーか? とお叱りを受けるとは思いますが、前夫との思い出、あの10年に対する反省、そしてネットで見聞きしたこと……それらを混ぜて思い、感じた事を書きました。
あと、元記事が女性向けサイトだということもあって、女性寄りの意見しかなくてムカピー! と来たこともあります。ほーんと、女性向けサイトの女 性すりより記事は「カーーーーーッ、ペッ」って感じ。「そうそう、そうなのよぉおおおぉ!」って共感してイイネボタン連打させるような、そういう記事が あふれてる現状は好きじゃ無いです。
男女互いに「その性なりの気持ち、思い、行動、身体の仕組み」を理解する努力、調べたり聞いたりすることの重要性、それらを男性向け、女性向けサイトの記事に載せるべきではないかなと思う訳ですよ。